ALP

生きた心地がしなかった話。
先月の健康診断が終わって5日後くらい。会社でそっと渡された封筒を開けると「緊急」の文字。血液検査の結果、ALPの値が基準のなんと4倍近く。1000を超えてました。青ざめながらALPについて調べると胆管や骨の異常を示す数値らしい。数値が高かった〜という記事をいくつか読んでも、せいぜい数百くらいで、成人で1000を超えてるなんてのは見当たらなかった。「緊急」というのは、要は生命の危険があるかもしれない、という時に急いで通知が来るもので…もう、目の前が真っ暗になりました。冗談抜きに、気分が悪くなって机に突っ伏して動けなくなりました。今動くと絶対倒れる!という感じ。休憩中だったのでどうにか動けるくらいに回復し、気づいたら汗でびっしょり。自分はショックを受けるとこんな風になるんだ、というのもわかった。
通知を持って友人たちに相談するとみんな親身になってくれ、大病院に行こうとする私を止め、まずは内科医院で紹介状をとってこい!とアドバイスをくれた。本当に助かった。
その日のうちに近所の医院に行き、再検査。結果、悪性のものではありませんでした。数値はまだ高いけど下がりつつあるし、アイソザイム結果でも異常は認められないと。じゃあ原因は何か?血液型のせいかもしれないし(O型とB型では高くなることもあるとか)授乳のせいかもしれない(骨の代謝が活発になる)。不明です。スッキリしないけど、三ヶ月後に再検査です。
結局内科医院へ3回の通院で済みました。でかい病院行かなくてよかった。結果出るまでの数日は心に重い固まりがつかえたままで、結果が出たあとも気分が浮上するまでに数日かかりました。相当なストレスでした。
いつ何があるか分からない年齢になりつつあり、日々大切に生きなければ…と思った出来事でした。