初舞台

娘のバレエ初舞台が無事に終わりました。
心配していたシニヨンは先輩ママさんにお薦めのジェルを教わり、がっつり固めて偽毛を仕込んでなんとかなりました。メイクも今回はスタッフの方がきれいに仕上げてくださった。目力って大事、目力って偉大だ!娘が美人に見えるぜ。次の発表会では親がメイクだから、もう再現できないだろう。
同じ年頃の女の子が大勢、同じ衣装同じ髪型舞台メイクでわらわらしてると、我が子を見つけるのも一苦労。

ここでも注文したはずのボディファンが来てなく、(人づてに注文して確認しなかった私も悪い)本番直前に会場に届くというバタバタがありました。あと、お母様方の間での「上級生の親よりでしゃばってはならない」という暗黙のルールの存在。大人クラスでは無縁の事でびっくりでしたが、そういう世界なんですかね、やっぱり。

長い待ち時間は、勝手に子ども同士で遊んでてくれて案外楽。下の子がいなくてここぞと甘えてくるので、メイクが擦れて落ちないように気を使う。
そして本番、どの子も頑張れ!落ち着け!と祈るような気持ちで見ました。緊張のせいかミスする子もあり、リハで失敗したところが決まっておおーっとなったり。娘も頑張りました。家でよく間違えたところを失敗してましたが、そもそも目立たない場所に配置されてたので親以外気づかなかっただろう。それ意外は本当によくやってた。
終わって楽屋口でスタッフと出演者を迎えた時は、自然な拍手と親の目には涙。発表会ならともかく、合同公演でこんなに感動するとは思いませんでした。自分が踊るよりよほどハラハラした。それまでの苦労も、舞台の上でスーッと昇華していったというか、やっぱり舞台はいいもんだ。大変だけどね。

娘にとっても特別な一日になったようで、その後何日も「たのしかったねぇー!」と言ってました。一年前は、バレエはまだ敷居が高いなーなんて躊躇してたっけな。
帰り道、開業したばかりの新幹線がすぐそばを通り過ぎました。春だなぁ。