ピンポーン

引っ越して2週間、まずまず平和に過ごしている。アパートの明け渡しも済んで、敷金も半分以上は戻ってくるみたい。だいぶあちこち傷んでたはずなんだけど。
ようやく表札も取り付け、前住人さんあてのセールスも来なくなった。聞いたところでは前住人は他県の人で、いずれ移住するつもりでこの家を買ったけど、その必要がなくなり家を手放した。実際住んでいたのは奥さんとその母親だけだったとか。それなら築年数の割にきれいな訳だ。

今回も、窓から見える家に娘の同級生の男の子が住んでいた。娘大喜び…なのはいいんだが、その子が休みの度に「ピンポーン♪ あそべるー?」とやってくる。1日に何回でもやってくる。無理な時は帰ってもらうが、しばらくするとまた来る。ある日など夫が「…うちの子になるか?」というくらい入り浸っていた。夕方になるとさすがに親が迎えに来たけど、4歳をここまで放置するってなんだかなーと思ってしまった。そこのママとは普段保育園で会っても挨拶しかしない。
どうもご近所でも「あそこはああいう家だから」と認識されているようなので、振り回されない程度に遊ばせることにした。じき、男同士で遊ぶほうが良くなるだろうしね。その男の子はやんちゃだけど言ったら分かってくれる素直な子。親の態度が釈然としないだけ。
他の家は、ちゃんと子供が外で遊ぶときは目を離さないように着いていく、と聞いて安心した。毎日近くの公園へ行きたがって大変だけど目は離さないようにしよう。

まあ子供が本当に多い町なので活気はあります。