お産を振り返る

今回のお産は終わってみれば楽だった。短時間で済むってすばらしい。経産婦ばんざい。
もちろん痛いのだが、1回の痛みが短かく、合間にはウトウトしたりで産んだ後も体力に余裕があった。

陣痛開始から分娩台上がるまでは、じわじわ痛くなりつつもまだ許容範囲…とはいっても歩けなくなってうーっと唸るくらいには痛い。一番辛かったのが子宮口全開になってから産まれるまで。あれは陣痛じゃなくて産痛っていうのかな。分娩台の上でわめきまくっていた。苦しんでる最中に「先生まだ来ないけど赤ちゃん元気だしこのまま産みましょう!」と助産師さんに言われ、「この状態で待てるかー!!」と思いながら産んだ。直後に先生が「おめでとうございます…」と言いながら入ってきた。正月の夜にお呼出ししてすみません。

一人目は全開になるまでが拷問のように痛く、分娩台では余裕だったんだけど。
産まれてからの後陣痛も聞いたとおり一人目よりきつく、ボルタレン出してもらってた。強めの生理痛くらい。
いきみ方も一人目とは違い、陣痛の波に従って自然に力が入るのに任せる感じ。分娩台のレバーを握ることすらなかった。助産師さんによって方法が違うのか、経産婦だからだったのか。
入院前に娘が泣きながら「寂しい」としがみついてきたので、なんとしても早く産んでさっさと退院せねば、と思っていたから良かった。

済んだから言えるけど、「案ずるより産むが易し」そのものでした。