退院

心配した黄疸検査もクリアし、赤ちゃんも一緒に退院が決まった。嬉しくもあり心細くもある。これまで何かあるたびにナースコールで聞けたけど、今晩から自分で何とかしないといけない。
午後の退院に向けて、この日はややスパルタぎみでお世話を教わった。授乳の抱き方のバリエーションや沐浴の方法、お願いしてつめの切り方と布おむつの付け方も教わった。少し体重が戻ったのでミルクはやめ、授乳+搾乳でしばらく行くことになった。搾乳は手で。慣れないと難しい。搾った分を飲ませるのもまた難しい。

沐浴。母に介助してもらい、夫にビデオ撮影してもらいながら指導を受けた。幸いにも風呂好きのようでお湯につかるとほわ〜とした表情になる。上がったあとのおへその手入れが大変。服を着せるのも慣れなくて大変。迎え袖とか言われても、腕折れそうでこわい。


お昼を食べて、荷物まとめたり授乳したりでバタバタしてるうちすぐ退院時間になった。産まれてからは寝不足とはいえ赤ちゃんと一緒に快適に過ごすことができた。お名残惜しい。赤ちゃんに産着を着せ、おくるみにくるんで抱っこして記念撮影。ちょうど雛人形が飾ってあったのでその前で。
今回お産を経験して、助産師さんってかっこいいなぁ〜としみじみ思った。分娩でとりあげる姿はもちろん、泣き叫ぶ赤ちゃんを抱っこして丸めてなだめてしまったり、赤ちゃんに話しかける姿は頼もしかった。妊娠中に助産師面談とか受けてもピンと来なかったけど、産まれてからのほうがお世話になるんだねぇ。

1週間ぶりに外の空気を吸って、病室よりもちろん寒かったけどなんだか春だなーと感じながら実家に戻った。入院するときより1人増えてる、この不思議。