抜糸(テープ除去)

退院後初通院。久々の運転はシートベルトが腹にきつい。道路のでこぼこはやっぱり響く。身体をひねるとつらいのでカーブが少し苦手。まあ、安全運転すれば問題はない。
再診受付機に診察券を通すと、「予約がされていません」…うん?今日来いって言われたのに。
婦人科外来まで行って事情を説明すると、「予約漏れです。お手数ですが予約外再診受付をしてきてください」と。その予約外再診受付というのは、本来の予約日に来られなかった人が手続きをするカウンターで、ものすごく混んでいた。番号札持って呼ばれるまで待って、呼ばれたら予約外になった理由を説明し、用紙にあれこれ記入して、今日診てもらえるか各診療科に確認とってもらう。待ってる時はかなーりイライラした。腹痛いのになんでこんな目にあうんじゃー!
自分の番になって、予約漏れであったことを説明すると、事務の人はてきぱきと対応して予約入れてくれた。そして婦人科外来に戻るとほどなく呼ばれたので、実際にはそんなにも待たされていないんだけれど。


今回から外来はE先生の担当に。入院前いろいろ言ったからC先生に嫌われたのか?と思ったけど、まあ、後処理みたいなのは若い先生の仕事になるんだろう。
病理の結果が早々と出ていた。悪性の所見はなく、卵巣チョコレート嚢腫でした。よかった。「r-AFS分類」によると「中等度」の症状。今のうちに取っておいて良かったですね、と言われる。
で、摘出したモノの写真を見せてもらう。「うぉー」と叫んでしまった。夫が見たのと同じだと思うけど、想像したより臓器っぽい。びっくりして気がまわらなかったけど、プリントアウトもらえば良かった。

抜糸のかわりに傷口のテープ除去。テープを剥がしながら先生が「お臍の形がきれいですよねぇ…メスを入れるのがためらわれました」と異様にヘソを惜しんでくれたので笑ってしまった。この年になるとヘソの形より中身のほうが大事だからちっともかまわないんだけど、そんなにいいヘソなら若いうちに見せびらかしておくんだった。ドレーンを入れてた傷だけまだ固まってなかったので、キズバンで保護。これは自分で判断して剥がして良いらしい。あとは、お腹をあっためることと、風邪をちゃんと治すこと。


家に帰ってからおそるおそる傷を見た。ヘソは、中が黒く固まってて、確かに形は少々変わったみたい。まだお腹全体が少し腫れてるから、治ってしまって腹筋鍛えたら戻るだろうか。左側の二つの傷は、それぞれ9mmと2cm。思ってたより大きめの傷だけど、治ってしまえば気にならないだろう。今のままでも、遠目には少しヘソのきたない人ってだけで、手術したようには見えない。