SWAN 愛蔵版12巻
- 作者: 有吉京子
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/04/21
- メディア: コミック
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- 11巻に対抗して、表紙も新規カラーも真澄のアグリーダック変身。
- 書き下ろしは7ページ。昔のカットも織りまぜつつ思い出のアルバム編。結婚式カットも少し。帯にも出てるけど、唐突にまいあが産まれております。じんわりして良い終わり方だと思う、でも話があんまり細切れすぎでしょう!もう少しまとまった話が読みたかった。
- イラストコレクションも最後だから盛りだくさん。モダンを中心にオリジナル、連載中に描かれた小さなカット集も。アグリーダックのカラーイラストが素敵だった。
- あとがき有。真澄レオンの後日談はSWAN variationでは到底描ききれず、モスクワ編を執筆する決心をされたそうで。なら楽しみは先にとっておくかな。
最終巻を読んだら改めて、スッキリしないというか、「俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ!(完)」ぽくて。なんかよくわからんけど真澄がすごい進化を遂げて、やっとパートナーを見つけてこれからっていう時にスパッと終わってる。続きが気になるから、モスクワ編が出たらまんまと買ってしまいそうだな。
前〜に読んだときはセルゲイエフ先生に肩入れしながら読んでた気がするんだけど、今度はレオン(あるいは健気な葵さん)に肩入れしながら読んでました。先生ははやく帰ってリリアナの相手してなさいと。結末が分かってるからそう思ったのかも。しばらく寝かせてから、全巻通して読んでみることにします。また見方が変わるかもしれない。
今愛蔵版12巻完結セットを申込むと、なんと直筆サイン入りカラーイラストパネルつき!コツコツ全巻集めた人の立場は一体…いや、べつにパネルが欲しい訳ではないけど、でもいいなぁ。購入を迷っていた人はぜひ。私は抽選でもらえるエコバッグに興味があるので忘れず応募しておきます。