DVD特典「Behind the Mask」

オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]

特典DVDの2枚目をやっと見終えました。
舞台版制作のドキュメンタリーで、映画の話はさわりしか出てきません。でもすごく良かった!原作小説との出会いから、舞台化へのプロセス、ロンドンからブロードウェイへの進出。そして映画化へ。ウェバーさんその他、関わった人々が熱く語ります。


話は面白いんだけど、インタビューされてる人が演出家だか作詞家だか、字幕の肩書きが最初しか出ないので途中で分からなくなって混乱した。もう一度みて確認しないと。


とにかく思ったのは「ウェバーがサラ・ブライトマンへの愛を込めて作った」から成功した舞台なんだな、と。「まず声に惚れ込んだ」という点でファントムはウェバーそのものだと何度も言われていたし(顔がどうとかではなく…)、若き日のサラは本当に天使のよう。教会で「ピエ・イエス」を歌うサラの映像がありましたが、女神様のような声でした。
(それが舞台メイクではえらい事になってしまうのがかなしいことです。)


ウェバーの別荘(広大な敷地!お金持ち〜)での試演。歌詞も演出も全く違ってた。歌詞は直しに直しを重ねて今のものになったらしい。ウェバーにあれこれ注文つけられた作詞家さんが困って、若手作詞家を抜擢し、結局ほとんどその人の詞で決まったのだとか。作詞家さんにも得手不得手があるのね。
試演ファントム役は特典DVDのプロモに出てた人で、初演前に降板してクロフォードに交代。試演と舞台両方に出た役者はサラのみだそうで、やっぱりねぇ。
試演の人(名前失念)の歌い方はバトラーに少し似ている。


マイケル・クロフォードにも驚いた。元喜劇俳優だったとは…てっきり元々舞台で歌っていたとばかり。TVでキッツイコメディやってて目が点になった。イメージ崩壊!どうしてファントム役に抜擢されたのか、やはり見る目のある人は見抜くんですね。映画のバトラーさんと同様、ファントム役者は大化けするもんなんでしょうか。


その他各国シャンデリアのお話、衣裳・舞台装置のお話、いろいろでした。ああ、ロンドンNYは無理でも、やっぱり舞台は見ておきたいもんだ。