古いビデオテープの補修

実家にしまってあった、懐かしいVHSのテープ。10年ぶりくらいで再生したら、デッキの中で嫌〜〜な音がした。取り出してみたら、ぷっつりテープが切れている。そして、真っ白にカビていた。
どうしても見たかったので、カセットを解体手術して直すことにした。セロテープで裏側からとめれば割といけるらしい。ネジを5個はずしてケースを開け、ちぎれたテープの端を探して(これが案外むつかしい)、強引にセロテープでとめる。きれいには貼れないです。その部分の画像はあきらめて、とにかく頑丈につなげる。はみ出したセロテープは邪魔になるので切る。うまくテープを元通りにカセットにはめて、またネジをとめる。ふぅ。

再生してみる。つないだ付近の映像は画面ガタガタするけど、無傷のとこは普通に再生可能。よしよし。しかし。
高速で巻き戻し中、ふたたび「うぃよぉぉおん…びびびびび」といういう嫌な音が。出してみたら、また切れてた(T_T)繋げたとこではなく、その近くの別の場所が切れた。再生は耐えるけど高速早送り/巻き戻しは無理だったみたい。

ふたたび繋げる。あーもうやだ。でも見たいからあきらめたくない〜。

直して、再生。今度は再生しつつデータをHDに保存した。巻き戻しは厳禁だから、これが最後の再生だな〜。
テープの切れた場所は、ものすごいノイズと砂嵐。でも肝心の見たかった部分はキレイに再生できました。苦労して補修したかいがあった!

本当はカビが生えたり、補修したVHSはデッキを傷めるので再生しちゃいけないようです。