居残り

壊滅的に覚えの悪い娘は、とうとうレッスン後居残りを命じられました。みんなが帰って行く中一人でみっちり指導され、大変贅沢な時間なんですが当然本人にはショックで、泣いて余計に訳分からなくなって出来なくなり…次のレッスンが始まるギリギリでやっと帰るお許しが出ました。
先生も、他の子に接するときの厳しい態度でなく、まるで習い立ての園児に言うように優しく丁寧に指導されてました。

レッスン後先生に言われたのは、こういうタイプの子はたまにいる、と。さんざん怒られて居残りして、それで自分のやり方を身につけていくだろうから大丈夫、レッスン時間が長引くことに対して親が引け目を感じることはないのだと。

最近は習い事も学校のことも、駄目だとも思いつつ他の子と比べて叱ってしまい、自分も落ち込んで…という状態だったのですが少しだけ気持ちが軽くなりました。これからも散々やきもきするでしょうが、なるべく娘のペースを見守ってあげたい。
それにしても先生。相変わらず一人一人子供の性質をよく見抜いておられる事に驚きです。

娘はたいしてめげるでもなく、家に帰ってからも忘れないようおさらいしてノートに書いてたのはえらい所です。次のレッスン行きたくないー、とはならないのが不思議です。
稽古の様子を見ていた下の子のほうが「えーしゃっぺー、ごーばん♪」とか覚えて歌っていました。