発表会

無事に終わりました。本当に大変でしたが終わってみるとやっぱりそれだけの価値はありました。

嬉しかったのは、思いがけない方からお花を頂いたこと。「いつか、娘ちゃんが発表会に出たらお花を贈るね」と何年も前に言っていた大人クラスの友人から本当にお花が届きました。本人も出演するから、仕事とリハで時間が全然ないと言っていたのに。それだけでもう感涙。
お礼を言いに大人楽屋に寄ると、生チョコその他高級菓子を「食べる?」と差し出され、子供楽屋とは別世界すぎてびびった。チョコなんか子供達には厳禁ですよ。グミとかラムネとかおにぎり食べてますよ。お姉さん方の邪魔にならないよう静かに遊ばせるのに必死ですよ。

そんなこんなで慌ただしく支度をし、舞台に送り出したあとは客席に観に行けましたが、すぐ楽屋に戻れるようにホール後方に座るか出口付近で立ち見。祈るような気持ちで見ましたが、頑張っていました。緊張したのか普段間違えないところで間違えそうになったのが惜しかったけど、場所移動も迷わず動き、立ち位置が前の人とずれていたらすぐ補正し、元気にしっかり踊っていました。実際、小さいなりに舞台を作っている一員という自覚が出てきたのか、ここの所のリハで驚く程上達したと思います。舞台全体としても大変見応えあったと見た人からは好評でした。

本当に発表会の1日は慌ただしくもワクワクして、それまでの苦労がわぁっと解けていくようでした。
娘も「バレエやっててよかった〜」と何度も言ってました。でも一番楽しかったのはドレスを着て打ち上げパーティに出て、ゲストの先生方にサインをもらったことらしいです。
お花をくれた友人も、大変だから今回で最後にしよう!と毎回思いつつ、好きだからやっぱり何とかして出演してしまう…と言ってました。よく分かる。先日までは、娘ががんばってくれれば私はもういいや〜という位の気持ちだったのですが、やっぱり自分も関わっていたい。そう思える舞台でした。

子供達は春から一つ上のクラスに上がります。指導が一気に厳しくなるので、そこで1回つまづくと思う。その先へ進めたらもっと楽しくなるはず。