おめでとう

長らくレッスンから遠ざかっているが、同時期に習い始めた仲間から歓喜のメールがきた。
「とうとう!今日ポアント許可がでました!」と。
基本的に大人には許可しない先生だったから、本当に驚いた。そうか〜ついに。レッスン始めてからこれで7年目くらい?あの厳しい先生が許可を出すくらいに身体が出来てきたんだろう。
正直、このスタジオにいる限りはどんなに続けてもポアントには縁がないだろうなぁと思っていた。そうではなかったのね。
自分も継続していれば今頃は…と悶々してしまったが、自分は自分の道を進んでいるからそんなことは考えても仕方ない。全部は手には入らない。

モヤモヤしたのもつかの間、彼女が涙して喜んでいるらしいのを見て次第に自分のことのように嬉しくなってきた。
仕事とダンスに生きている彼女の生き方は、見ていて清々しい。誰よりも熱心に取り組んでいたから。レッスン中身体のラインを隠したり、苦手なことから逃げることなんかも全く考えない人だった。
ここからまた、指導が厳しくなるだろうけど…彼女なら大丈夫だろう。

自分がレッスンに復帰できるのはいつの日か。希望を捨てずに日々の努力を続けたいと思う。