卒乳!

もうひとつ、最近の出来事。

母乳推進母乳あるのみ!の病院で指導をうけたおかげで、完母にて育児ができました。ミルクを一切受け付けなくなったので、外出時や預けるとき困りましたが。
すっかりおっぱい星人になった娘は、1歳を過ぎても寝るときは必ず添え乳要求。昼間であっても私が横になろうものなら キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!
と喜色満面で寄ってくる。体調が悪い日にはちょっと辛かった。


2歳を機に卒乳できないものかと、言い聞かせて少しお預けにしてみた。すると、泣くこと泣くこと…いや、泣くというより世にも哀れな声で「ちょうだい、ちょうだい、ちょうだい」と情に訴えてくる。まだワーワー泣かれるほうがましだ。あっさり根負けして卒乳は諦めた。

ただ、もうやめなければいけないというのは本人も理解していて、少しガマンして片方だけ飲んでやめる日もでてきた。「おしまい!」と自分で宣言して飲むのをやめる。
かと思うと「おっぱいをあまりくれないから自分は大事にされていないのだ」という主旨のことをもにょもにょ訴えて泣く日もあり、卒乳までは遠い道のりになりそうだなぁと思っていた。
できれば断乳でなく自然に卒乳したかった。


切迫流産になったときも添え乳は続いていた。病院の先生には問題ないと言われていたが、何か生理的に嫌だった。
ある日、飲もうとした娘に急に噛まれた。そのまま戸惑ったように泣いている。様子がおかしいので聞くと「…へん。」
よく分からず反対を飲ませてみたが、そっちもすぐに口を離してしまった。もしや…「まずいの?」「まずい。」
おそらく妊娠によるホルモンバランスうんちゃらで味が変わったのだ。こんな突然?前の日まで普通だったのに。
娘は最初こそ泣いたもののショックを受ける様子もなく、まずい〜へん〜と言ってケタケタ笑っていた。
翌日も口をつけてすぐやめ、その次の日からはもう飲もうとしなくなった。

自分で味見してみたら、全く甘みがなく…うん、まずい。元の味は知らないが、普通は甘いよね。
こうして思いがけず自然に卒乳。めでたしめでたし。


それから1ヵ月、今でも興味津々に欲しそうなそぶりはするが、決して飲もうとはしない。そのうち飲み方も忘れてしまうと思うと寂しいけど、成長するってそういうことだろう。
卒乳後の寝かしつけは困難になり、子供の寝る時間が一気に遅くなってしまった。
添え乳って便利で偉大だったんだなぁ。