武蔵の掛け軸

出光美術館の所蔵品展を見ました。大家すぎてピンとこないくらい有名な人の絵ばかりでした。見ても「すごいなー」としか思わないけど、たまに心に染みるのもあります。そういうのは飽きるまで眺めます。金箔キラキラの豪華な絵よりも静かな風景画が好きで、今回は池大雅の屏風絵の前でしばらく固まっていました。

一番人だかりが出来てたのが「宮本武蔵の掛け軸」。武蔵が絵を描くとは知らなかった。墨一色の雀の絵でした。今にも飛び立ちそうな緊張感です。1700年代?から大事に保管されてきたというだけで、すごい。