アンサンブルコンテスト地区大会

去年から練習していたアンサンブルコンテストの本番当日。
いつもおちゃらけているクラ吹き仲間だけど、アンサンブルの時は真剣。私も長いことマジメに楽器を吹いてなかったけど、必死でみんなのレベルに追いつこうとがんばった。仕事が忙しく時間もあわなくて、全員揃って練習できるのは週1回とか2週に1回。時間も早朝だったりする。疲れた時なんか寝過ごしてしまい、ハッ!と飛び起きるととっくに練習時間は過ぎており…「ごめ〜ん(汗 」とメールで謝る事もあった。仕上がりはいまいちだけどとにかく練習はがんばった。

寒い中会場に着き、受付をすませて音出し。場所がきわめつけに寒い体育館の中だった。ぬくもりを求めてどまんなかの日の当たる場所に居座ったらみんなにじろじろ見られた。
出番が近づくと少し小さい部屋に移動、チューニング。他のクラ団体の音がやっぱり気になる。木管から1つ地区代表が選ばれるはずだけど、毎年県大会に進むのは同じチーム。自分たちはそこまでのレベルはないから(悔しいけど練習量が違う)少しでもいい賞をとりたい。
順番が来てリハーサル室〜舞台袖へ。前の団体の音を聴くと緊張が高まる。小さいホールでお客が目の前にいるからよけい緊張する。一緒に出ていた彼は本番には強いほうだけど、珍しく緊張しているようだった。前の団体の演奏が終わった。「出てください」と言われてとことことステージへ。遠くにいる審査員席をちらっと見る。

この日のためにデザインした譜面板をセットし、おじぎして演奏開始。曲はドビュッシー。私にはよく分からないけどきれいで繊細な曲。始まってまもなく、伴奏がずれた。練習でもやばかった所だ。あせる!曲が止まったらおしまいだ。何とか持ち直した。
最後まで勢いで演奏した。はぁ〜〜・・・やるだけやった。
結果は金賞。代表にはなれなかったけど、うれしい。あとで録音を聴いたら、音のずれた所はうまくへろへろと揺らいだ感じを出しててドビュッシーぽくて案外よかった(^^;)

帰りにみんなでおつかれさまの乾杯をした。鍋がうまい♪さー、次はいよいよ結婚準備だ。